昨日も熱心な子神(弟子)二人がお勉強に来てましたので、お祓いを中心に教えていました。
その中で使い方の1つの例として話した私の体験談の一つをここに載せます。
~~~~~払い口~~~~
「娘が足が動かないって言っているんだけど、これは何ね? 何かのかかりね?」
沖縄の親戚からただならぬ様子で電話が掛かってきた。
電話口から上手く霊視が出来るか分からないよと前置きをして、意識を集中してみると、左足の膝下を負傷している兵隊の霊が浮かんできた。
『娘さんの動かない足は左足の膝下かい?』
電話口から娘に聞いている声がした。
「そうそう、よくわかるね、何か見えるの?」
『うん、兵隊さんが見えるよ、そこの場所はどこ?』
「娘二人連れて、私たちも初めて入るレストランさー、次女が急に足が痛いと泣き出して、病院連れて行くにも動けないっていうから、なにかにかかられたのかと困って電話したわけさー、どうしたらいい?」
う~ん、私は考えて、ユタの秘伝の神口の中の“払い口”という技を試してみることにした。
『この方法は電話では試した事なくて効くか分からないけどやってみるから、まず、コップにお酒を入れて受話器の前に置いて、受話器を通して、その酒に呪文を吹き込むから』
「わかった!」
私は電話口に全身全霊祈りを込めて呪文を唱えた
『その酒を口に含んで、動かない方の足に三回霧のように吹きかけて』
「やってみる」
受話器から、娘の母親が酒を吹きかける音を聞いた。
《お母さん、治った! ほら見て足が動いた、動いたよー》
「もう、びっくりさー、聞こえたでしょう、治ったよ、よく効くね、あんたの神様はすごいねー、一発できいたよ」
『いあぁー、良かった、初めての試みだから心配だったけど、本当良かった、その場所から離れればもう大丈夫だから』
心配だったので、次の日に電話をしてみると、あの出来事はあれっきり起こらなかったそうです。
ユタ伝承の神口の中の呪文“払い口”この力の凄さを知る大切な出来事でした。